YouNet 「本に親しむ」(2) ・・・(230618 掲載)

〜肉声に勝るものなし〜
 どんぐり文庫主宰 古川よし子
赤ちゃんは、聞くことで1日が過ぎていきます。そして、ある日喃語を話すようになり、やがて人との会話を通して話す力を身に付けていきます。赤ちゃんから幼児に至るまでに、どれくらい肉声で言葉を掛けてもらったかで、言葉の獲得には大きな差が出ます。機械音ではなく、肉声(常に耳にする人の声)で声を掛けてもらうことが、その後の「文字言語」に大きな役割を果たしていきます。まずは肉声で、読み聞かせをしてみましょう。兄弟の少ない昨今、絵本の読み聞かせは成長過程において予想以上の効果をもたらします。今回は、1歳ぐらいの子対象の本を紹介します。・・・続きは紙面をご覧下さい!



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