墓石の基礎知識シリーズ24・・・ここが知りたい



●お盆のお墓参り

先祖や亡くなった人たちが浄土から地上に戻ってくると言われるお盆。その語源はサンスクリット語の逆さづりを意味する盂蘭盆(ウラバンナ)からきており、地獄のような苦しみに遭っている人を救うための法要「盂蘭盆会」から「お盆」と呼ばれるようになったといわれています。現在、全国の多くの地域で8月13〜15日がお盆とされ、家族そろってお墓参りに出掛け先祖供養をする姿が見られます。昔から「お墓参りには真心を供え、来た時よりもその場所と自分の心を清めて帰る」のが基本マナー、作法とされ、花立ての水を入れ替えて生花を飾り、半紙や懐紙を敷いた上にお供物の菓子や果物を飾り、線香とろうそくを灯して、先祖の冥福を祈り合掌して日ごろの感謝の気持ちや報告したいことを伝えます。お墓参りが終わったら、花や線香以外の供物は必ず持ち帰りましょう。



※このシリーズは協力企業各社提供の資料に基づいて掲載しています。

葬儀特集トップへ戻る