お墓参りに行き墓石の文字が赤く塗られたお墓を見たことはありませんか。それは、生きているうちにお墓を建てる寿陵(じゅりょう)または、生前墓と呼ばれ一般に朱色で戒名が刻まれています。
中国では、生前にお墓を建てることは長寿を授かる縁起の良いこととされ、多くの皇帝が寿陵を建てました。最近では縁起だけでなく「子供に負担をかけたくない」、自分の気に入った墓碑銘や石、場所などを選びたいと寿陵墓を建てる人が多いようです。
また、身内が亡くなった時、「すぐにお墓を…」といっても、墓地の立地や環境などを考ると意外に時間が掛かり、満足のいく墓地を見つけることは簡単な事ではありません。その意味でも寿陵を建てておけば、何よりも後に残った家族への負担を軽減する事が出来ます。
※このシリーズは協力企業各社提供の資料に基づいて掲載しています。 |
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