仏壇の基礎知識シリーズ18・・・ここが知りたい



●お仏壇の役割は?

日本人にとってお仏壇は、お位牌と共にご先祖様や亡くなった親族をお祀りし、対話をするためのものですが、本来の意味は、文字の通り、仏像や仏具を飾り、仏様を祀る台のことです。家庭のお仏壇は、寺院にあるお仏壇(内陣)を小型にして、厨子と一体化して箱型にしたものです。中央にあるくびれた台を「須弥壇(しゅみだん)」といい、これより上が「宮殿(くうでん)」で、清浄な仏の世界です。この中にご本尊の仏像や仏画などが祀られています。お位牌がお仏壇に置かれることは、先祖様が仏様や祖師様のお力によって浄土に導かれることを祈っています。仏壇を前にして亡くなった親族や先祖様と会話することで、人は悲しみを乗り越えていくことができます。

※このシリーズは協力企業各社提供の資料に基づいて掲載しています。

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