巨大な緞帳 犬山入り・・・H23.02.05掲載
城前広場でお披露目

●3月開館の新美術館までお練り

巨大な緞帳の前に並んだ関係者。2列目右から3人目が赤い陣羽織を身に着けた美術館オーナー、日比野良太郎さん

犬山城城前広場に広がる巨大な緞帳。その周りを大勢の人が囲み、おはやしや拍手、そして勝ちどきが一斉に。平成20年に閉館した愛知厚生年金会館大ホールの緞帳が、犬山市でオープン予定の民間の美術館「サクラサク美術館」(日比野良太郎オーナー)へおこし入れとなり、お披露目と搬入の記念行事「緞帳あしたへ・お練り行事」が1月23日に行われました。

お披露目の後、緞帳を丁寧に巻く様子

新美術館へ搬入のためのお練り
緞帳は縦12.5b、横20.2b、重さ1.3dの巨大なもの。日本画家岩澤重夫氏(1927〜2009)の原画で、犬山城と日本ライン下りが描かれています。式典は、犬山市観光協会、まちづくり株式会社などが協力して開催し、関係者が陣羽織を着用。名古屋で活躍するDJ栗巣グレンさんらが甲冑姿で参加し、犬山甲冑制作同好会による着到状の読み上げやおはやし、舞踊、餅つきなどで盛り上がりました。田中志典犬山市長は「多くの方のご厚意とご協力、民間の力で緞帳が犬山に収められたことに感謝し、本当にうれしく思います」とあいさつ。日比野さんも「とにかく緞帳が守れて良かった。みなさんの『もったいない』の思いが守らせたと思っています」と、感慨深げに話しました。式典後、緞帳を巻き直して数台の台車に乗せると練り歩いて美術館へ。かっぽれ隊の先導に続いて緞帳隊、しんがりを甲冑隊が務め、鳴り物入りでの賑やかなお練りに、観光客や市民も飛び入りで喜んでいました。緞帳を常設展示するサクラサク美術館は、3月3日に犬山市中本町にオープン予定です。

完全バリアフリーに

●犬山駅西口にエレベーター

車いす利用者が出席して行われた西口エレベーター完成のテープカット

名鉄犬山駅の東西連絡橋に西口エレベーターが設置され、1月27日から供用開始となりました。1日に、平均1万6000人ほどが利用する犬山駅。橋上駅で、上り専用エスカレーターや階段利用のため、市民らからはバリアフリー化が望まれていました。昨年12月20日からは3本の各ホームにつながるエレベーターや北口改札、多目的トイレの供用も開始されており、車いすでの利用もしやすくなりました。同日行われた完成式典では田中志典市長が、「昨年暮れのホームへのエレベーター設置に加え、西口エレベーターが供用開始されることで完全バリアフリー化。市民や観光客の多くのみなさんに使っていただけることと思う」とあいさつ。テープカット後には、車いす利用者らとともに乗車初めをして完成を祝いました。

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